はじめての介護・福祉職場選び 最初の一歩はここからスタート

就職&転職

55kaigoと言います。介護・福祉現場で仕事をして30年以上になります。
現在、社会福祉法人が運営する事業所の管理者等をしています。今日も楽しく仕事させてもらっています。

■こんな方に読んでいただきたい記事です。
介護や福祉を、お仕事として興味をもっている方
まず、最初に何をしたらよいか?どう動いたら良いの?と考えるおられませんか。

介護の仕事といっても、ほとんどイメージがつかない方もおられるでしょう。
今回は、そういう方に読んでいただきたい、介護の仕事を検討するための「最初の一歩」のお話です。

 

(身近な)介護の仕事をしている人に話を聞いてみる

最近は、介護・福祉関係で働く人も多くなってきました。みなさんのまわりに介護・福祉の仕事をされている方がおられませんか?

おられたら、ぜひ、その方からお話を聞いてみましょう。たとえば・・

  • どんな仕事をするのですか?
  • 希望の休日がとれますか?
  • 仕事で一番つらいことは何ですか?
  • 仕事の「やりがい」「喜び」は何ですか?

相手との関係によって、その内容や聞きやすさは、違うと思いますが、

大切なのは、

「はじめてですが、わたし、介護の仕事に興味があるんです。ぜひ、教えてください」
「介護は、やりがいがある仕事と聞きました。どんな内容か教えてください」

という、ていねい(謙虚)な姿勢で質問させてもらいましょう。

 

聞かれる側の立場から考えると・・
自分が就いている仕事に興味のある人が「(真剣な)教えてほしい」と相談されば、多くの方が、ていねいに回答してくれるはずです。
たくさんの話(情報)を気持ち良く提供いただければ、ありがたいばかりです。

 

また、みなさんが、本当は聞きたいと思うかもしれない、給与などお話は、少しくらいの人間関係があっても聞きにくい内容です。
また、聞けたとしても、経験年数や仕事の種類、資格等によって条件は異なるので、スタート時点の質問としては、あまり参考になりません。

給与などの条件が、知りたいようであれば、ハローワークのインターネットサービスや、インディード等の求人サイトに採用時の条件が明示されています。

公表されている、求人票等で確認させてもらいましょう。

 

ネット(ホームページ、ブログや知恵袋等)には、貴重な情報がたくさんありますが、一部には、偏りのある否定的な書き込みや、自社のサービスに誘導する(ための)記事も含まれます。
上手に(適度)に利用しながら・・

働いている人の(生の)声を聞くことができれば、この上ない情報になります。

わたしの職場でも、働いている職員さんからの紹介で、施設見学や採用面接を受けに来る方は、大勢おられます。
やはり、生きた情報、働いている方の声が貴重な情報になって、次のステップにすすめると言うことだと思います。

 

それでも・・働いている人が、身近にいないようであれば、サービスのご利用者やご家族からの情報でも参考になります。
職場の様子や、どんな人が働いているのか、面会に行った時の施設の様子はどうなのか、職員の入れ替わりが多くないのか?だけでも聞いてみましょう。

 

ただ、ここで大切なこと
運よく身近な人に話が効けたとしても、ここで聞いた話が、すべて(正しい)と思わない方が良いです。1つの貴重な情報として、受け取りましょう。

 

評判がよくないと聞いた事業所が、自分に合っていると感じたり、評判の良い施設へ伺ったら、そうでもなかったり・・というのは時々、聞く話です。

職場、仕事を選ぶための情報は、「1つの情報だけを頼らずに、いろいろな人、チャンネルからの意見を参考する」という発想の方が良いです。

求人登録から情報収集もありですよ。

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福祉人材センターや紹介会社が行う説明会・見学会へ行ってみる

介護の仕事を紹介してくれるサービスや会社、組織は数多くあります。
はじめての仕事選びですから、まず、自分が良いと思われる、介護系の仕事選び、転職サイトを使われるのも良いと思います。

このタイミングで、就職をサポートしてくれる、「就職エージェント」(無料で就職先を紹介したり、手伝ったりしてくれる人)を使う方法も悪くありませんが、わたしはもう少し後の方が効果的だと思っています。

・もう少し自分の力で情報を入れた後
・自分で頑張って、壁にぶつかった時におすすめしたいです。

担当のエージェントから「想像以上に電話や連絡が来る」「断りにくい」等の声もよく聞きます。
少し自分で動いてみてから、上手に使うことをおすすめしたいです。

 

話をはじめての方におすすめしたいのは、福祉人材センターです。
ここは、社会福祉協議会※1が行う、福祉のお仕事を紹介する組織なので、無料で安心して相談できます。

まだ、介護や福祉の仕事にするか、どうか決めかねている人も含めて、広く浅く情報を得られメリットは大きいです。

※1 社会福祉協議会は、公的な色合いの強い社会福祉法人で、市区町村単位、都道府県単位、全国社会福祉協議会という組織があります。地域福祉の取組みの一環として、人材確保・育成等を担当している地域も多くあります。

 

福祉人材センターに限らず、とにかく、自分が「行きやすい」「つながりやすい」紹介サービスとつながって、「介護の仕事の全般を見渡す」ことが大切です。

 

また、都道府県、市区町村単位で介護・福祉職にかかわる説明会が行われている場合もあります。
また、人材紹介会社も説明会や見学会もあります。

聞いたことのある名前の会社が行う説明会や職場見学であれば、安心して参加できます。

最初は、知らない場所での説明会へ行くことに気が引けると思いますが、思うような雰囲気でなければ途中で帰れば良いです。

思い切って会場へ行ってみると情報がたくさんあり、パンフレット1枚見てもその気が高まってきます。

 

説明会会場の様子をみたり、置いてあるパンフレットや資料を持ち帰るだけでも最初の1歩としては十分です。
無理をせず、できるところからの情報収集を行いましょう。とにかく、幅広く色々な角度から情報収集することをおすすめします。

就職、転職を急ぐ方は、会場での説明だけでなく、職場見学などがセットになったものに参加すると介護職場の様子がより見えてきます。

チャンスがあればぜひ検討されると良いです。

 

近隣の施設等を見学してみる ~施設見学のポイント~

通勤距離などの理由から、就職したい施設、事業所がある程度、絞れている人は、ぜひ、希望する職場を見学してみましょう。

「見学など受けてくれるのか?」と思うかもしれませんが、きちんとした手順(事前連絡など)を踏めば、大丈夫です!
もし、見学を断るような施設、事業であれば、お仕事先の候補から外しても良いと思います。

まず、お目当ての施設、事業所がハローワークや求人サイトに求人を出しているかどうかを確認してみましょう。

 

求人が出ているようであれば、事前連絡をして「介護の仕事をしたいと思っています。施設見学やお話を聞かせていただくことがでできますか?」と相談してみましょう。

快く日程調整に応じてくれる所もあれば、定期開催している見学会へ参加するように言われる場合もあります。他にも法人や会社の本部へ連絡するように言われる場合もあります。

 

事前調べで、求人票が出ていなくても、職員を募集をしている施設、事業所はあります。

・急な職員さんの退職や異動で求人の準備が間に合っていないケース
・事務担当者が、求人票の更新を忘れていたり、更新中だったり・・

直接、希望先へ連絡を取ることで、職場、職員さんの雰囲気もわかります。

 

施設見学へ行く時のポイント

また、施設見学を受けていただけるのであれば、次のポイントを確認すると良いでしょう。

  • 建物や設備をだけを見るのではなく、どんな人(年齢層や性別)が働いているのか?
  • どんな人が利用しているのか?
    重度の方(たくさんの介護が必要な方)が入居しておられる施設などは、介護の負担も大きくなります。
  • 案内をしてくれる職員さんとサービスご利用者のかかわり方等
    ていねいで気持ち良い対応をする施設を選びましょう。

職場(施設)見学の準備

施設見学と言っても、将来、職場として選ぶ可能性のある場所への訪問です。きちんと準備をして伺いましょう。

  • 「質問」を準備する。
    施設の見学担当者から「何か聞きたいことがありますか?」
    「施設見学へ来られた理由は?」と言われた時に、気持ちよく対応できるように心づもりしておきましょう。
  • 服装を考えましょう。
    派手なカジュアルな服装は控えた方が無難です。
    スーツもしくは、清潔感のある落ち着いた服装(黒や紺などを中心とした色等)にしましょう。

 

ひとまず、少しだけ勉強をして職場、仕事さがしをする

現在、別の仕事をしながら、介護の仕事をさがしている方は、時間に制約があって大変だと思いますが、よい職場、よい仕事を見つけるためには、少しでも知識があった方が良いです。

介護の仕事といっても、仕事の種類も就職先(株式会社、社会福祉法人、医療法人等)も幅広いです。

一番おすすめなのは、介護の仕事の(実質的な)入口資格とも言える、「介護職員初任者研修」を受講することです。
ただし、通信(併用)講座でも相当の日数が必要です。
※うち法人では、16日間(9:30~17:00頃 見学含む)+修了式でやっています。

 

初任者研修は重過ぎると感じる方、ひとまずは、介護の仕事を探している人向けのセミナー、研修会などへ参加してみると様子がつかめてきます。

最初の方でお話した、福祉人材センター等、公的な立場に近いもの、人材紹介関係の企業(できれば名前を聞いたことがあるような企業)が行うものが良いでしょう。

ただし、残念なことに、セミナーが開催されるのは多くは都市部です。
都市部以外へお住まいの方は、自分が住んでいる市町村が行う、介護や福祉系のセミナー、研修会へ参加すると良いです。
セミナー、研修会の名前や種類は色々ですが、地元の社会福祉協議会や社会福祉法人が実施していることが多いです。

 

こんな方もおられませんか?

■現在、別な仕事へ就いているので「介護の仕事を探している」ことを、隠しておきたい。
■まだ、介護を仕事にできるかどうか不安がある・・不確定だ・・

こういう方は、地元の市町村などが行う、短時間で行われている、「介護」や「福祉」の名前のついた講習会等であれば、参加しやすいです。

「家族が介護が必要になった時のために勉強する」
「将来、自分が介護サービスを受ける時のために勉強する」と言いながらセミナー、研修会に参加される方は毎回おられます。

在宅介護に役立てるためのセミナーであれば、介護サービスの種類や内容、施設や事業所の情報も入手できるので、色々な役立て方があります。

わたし今、人材発掘、介護人材養成を目的とした、市町村からの委託事業を担当していますが、色々な方が参加されています。年齢20~70歳代、みなさん熱心に研修を受講されています。
ただし、半分くらいの方は、就職以外の目的で参加されている印象です。

気軽に参加されてみると良いです。

 

まとめ

はじめて介護 最初の1歩で大切なのは、幅広く情報を収集することです。
「幅広く」と言っても難しい人も多いと思うので、「複数のチャンネル」から情報を入れてみることをおすすめします。

ネット情報も上手に使いながら、

①知人から介護職場の話を聞く
②自分で見学してみる
③セミナー、説明会へ出掛けてみる

①~③を1つだけでも組み合わせると、情報に厚みが増してきます。

 

「仕事さがし」、「職場さがし」というのは、おもしろい面があります。・・

みんなが「良い」という職場でも、自分には「しっくりこない」こともありますし、その逆もあります。
また、同じ特別養護老人ホーム※2でも「がんばれそう!」と感じる施設と、「絶対ムリ!」と感じる施設があります。

※2 特別養護老人ホーム(介護の必要な人が入所する施設)

 

給与等、待遇条件も大切ですが、実際の見学の時の「直観」「雰囲気」っていうのは、意外と大きいものがあります。私は、第一印象って大きな要素だと思っています。

やはり、いろいろなチャンネルからの情報を入れて、自分自身で動いてみることが大切です。
いろいろな事情があると思いますが、自分で動いてみて・・

「どうも、しっくり来ない・・」
「今一つ、決め手に欠ける・・」
「福祉人材センターやハローワークには、思うような求人が見つからない」

こんな状態になった時に、頼りになるのが転職エージェントさんです。
また、別記事で書かせていただきますが、いいタイミングで使うから、エージェントさんのサポートも生かせますよ。

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介護・福祉の仕事で、がんばろうと思う方が、よい仕事、職場えらびのための大事な1歩が上手に踏み出せるよう願っています。現場の先輩として応援しています。

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