はじめての介護のお仕事 早く慣れて&よいスタートするのための3つのポイント

就職&転職

55kaigoと申します。採用&人事の担当者として、たくさんの就職とサポートをさせてもらっています。この経験をもとに、介護の仕事、職場に慣れて良いスタートをするための「大切な3つのポイント」をお伝えします。

わたしの勤務先にも、さまざまな年齢と経歴の方(未経験を含む)が就職されていますが、順調なスタートになる人と、そうでない人がおられます。
順調にスタートしている人の共通点でもあります。年齢、経験を問わず大切にしたい点を整理しました。よろしければ参考にしてください。

第一印象で勝負! 意識して「笑顔」&「明るい あいさつ」

「介護のコミュニケーション」において、「笑顔」が大切なことは、みなさんご存知だと思います。

ただ、よほどコミュニケーション能力の高い人でない限り、はじめての職場で、はじめてのご利用者の前で、「笑顔で接する」「笑顔を絶やさない」ことは、かなり難しいことだと思います。

就職されたご本人にとっては、はじめての職場で、緊張もされますし、一生懸命になると余裕がなくなるのは当然です。

気持ちはよくわかるのですが・・

緊張と一生懸命でこわばった顔の新任職員さんのことをご利用者やまわりの職員からみると

今回の新任さんは、
えらく表情が乏しい人だなぁ・・
何となくご機嫌が悪そうだ・・きつそうだ。話しにくい印象だ・・・

こんな印象をもってしまいます。

 

はじめての仕事、職場で頑張るみなさんに、大変なことだと思いますが、とにかく仕事中は、「笑顔」と意識することがとても大切です。

特に今は感染対策で、職場ではマスク着用が原則です。
表情が見えにくい状況もありますで、「明るい声でのあいさつ」とセットにしなければ笑顔の効果が薄れてしまします。

「笑顔」「明るい声でのあいさつ」ができれば、まちがなく、第一印象よく好スタートできます。
第一印象というのは、ご利用者、職員との「関係づくり」で、とても重要な要素で、ここにつまずくと修正に時間がかかることもあります。

ご利用者との人間関係が動き始めると、仕事の楽しさや、仕事のしやすさも確実に増してきます。
そのことが少しずつ仕事の喜びになってきます。

まず、ご利用者にも職員にも、「笑顔」と「(明るい声での)あいさつ」が大切です。

 

わたしの失敗談

わたし、学生の頃、はじめての実習先での、食事介助を拒まれたことを、今でもよく覚えています。

拒まれることには、それなりの理由があるものです。

今思うと、緊張してガチガチの知らない男性(私)がいきなり目の前にあらわれて、手を震わせながら、食事介助をしても誰も食べる気になりませんね(笑)

はじめての実習で、かなり緊張した実習初日のできことです。学生だった私には、かなりショックだったのを、今でも覚えています。



「笑顔」と「明るい声でのあいさつ」だけで、何とかなるものではありませんが、はじめての職場で自分一人でできることは限られます。
今できること(笑顔とあいさつ)に全力を尽くしてみましょう。

また、介護、福祉の現場は交代・変則勤務の職場なので、勤務のローテーションによっては、4~5日間会うことのない職員さんもおられます。
そう考えると1週間くらいは、第一印象の勝負?が続きます。意識してとにかく笑顔あるのみですね。

とにかく 「ご利用者」と「職員」の名前を覚える

とにかく名前を覚えることが大切です。この点は皆さんが苦労される点でもあります。

わたし、特別養護老人ホーム(特養)へ最初に配属になった時、どのご利用者も同じお顔に見えて、全然覚えることができませんでした。
週2回は別の業務(入浴サービス)を兼務していたので余計におぼえが遅かったのだと思います。

50名の特養でも、職員さんは介護職だけでも最低20人以上はおられますから、職員の名前も覚えるのが大変です。わたし、かなり苦労した組です。

先輩から教えてもらったのですが、名前を早くおぼえるコツがあるんです。

  • ご利用者は、「居室」や「食事場所(テーブル)」でおぼえる!
    居室も、食事場所も施設内では大体、席が固定されています。
    「とにかく動きが止まっている時に覚えなさい!」と言われました。
    食事場所はデイサービス等でも同じです。場所で覚えるのが一番覚えやすいです。
  • ご利用者、職員さんの名前を、会話の中におりまぜる!
    今でもよく使う方法ですが、次のようなやり方です。

    「おはようございます!」と言うより、
    山本さん、おはようございます!」

    「すいません、教えてください。」と言うより、
    田中さん、すいません、教えてください」

    繰り返し名前を呼ばせてもらうことで、頭に残りますし、相手も悪い気はしないはずです。
    ぜひ、この方法、おすすめします!

「聞いていますよ」というサインを 動作&表情で相手に返す

最後、3つ目です。就職すると、どなたも先輩やサポート係の職員から、いろいろな仕事上の指示や指導を受けながら仕事をすることになります。

「ここを掃除しておいてください」
「資料を作成してください」
「見守りをしておいてください」

わかりやすい伝え方の先輩もいたり、わかりにくい先輩もいると思いますが・・

新任職員をサポートする担当者は、次のように愚痴を言います。

「あの人、わたしの話を聞いているのか聞いていないのか、わからない」
「伝えたことを、わかったのか、わかっていないのか、わからない」

きっと、話を聞く側の「反応がない」ことに難しさを感じる先輩職員、サポート担当職員が多いように感じます。

 

先輩職員でもご利用者でも、話を聞くときは、「今あなたの話を聞いていますよ!」と、首をたてに振ったり、うなずいたり、返事をしたり、といったサインを返すことがすごく大切です。

なかには、メモを取ることに集中して、伝える側の顔は一切、見ない人もおられます。
余裕がない状態だということは、よくわかりますが、「聞いてますよ」のサインを時々、相手に返すことができれば、相手は悪い気はしません。

これだけで、ご利用者や職員どうし、よい関係ができるとしたら、やらない手はありません。



まとめ

はじめての職場ですから、就職した直後というのは、1人でできることは限られると思います。
ただ、今回、お伝えしたことは、1人でもできることばかりです。

 

  1. 笑顔で明るくあいさつをする。
  2. 利用者と職員さんの名前を(できるだけ)おぼえる。
  3. 聞いているサインを相手に返す。

 

ちょっとした努力で、「関係づくり」のスピードがかなり変わってきます。

「わかっていても、できないよ・・」という方もおられるでしょう・・
けど、大丈夫です。そんなに簡単にできることではありません。

少しでも良いでの・・できることだけで良いので・・取り組んでみてください。
かならず良い変化が見えてくるはずです。

3年勤めている先輩にも、10年勤めている上司にも、初日や最初に1カ月があったはずです。
みんな緊張してガチガチだったんですよ。

あまり、先を見すぎると「しんどく」なりますから、
とにかく、次の休みまで頑張ってみよう!1週間がんばってみよう。という風に短く区切りながら、仕事に慣れていくようにしましょう。

仕事は最初の1週間が一番きついです。慣れるに従って、力を入れるところ、抜いていいところの加減がわかってくると、体も気持ちも少しずつ楽になってきますよ。

介護の仕事を考えておられるみなさんが、介護の職場に1日も早く慣れて、この仕事の楽しさを感じていただけるよう願っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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