介護、福祉のお仕事をしていて喜びを感じる時・・20歳の職員さんに学んだこと。

仕事力向上

今回は、介護や福祉をお仕事にする人が、どんな時に喜びを感じるかというお話です。

「きつい」とか「給与が安い」とか、言われることもありますが、この仕事は、色々と喜びがあります。わたし、50歳代、30年以上この世界にいますが、やっぱり介護、福祉へ就職して良かったと今でも思っています。

今回は、同じ職場の20歳のAさんに色々と大切なことを教えてもらったお話です。

50歳代のわたし、20歳の職員さんに、感動しました・・

就職して2年目の介護職員のAさん(女性)にパンフレット作成のためのインタビューをしていた時のことです。

わたしと、介護職(訪問入浴)のAさんの会話

 

介護の仕事をしていて「うれしい」「やってて良かった」と思う瞬間はどんな時ですか。教えてもらえますか?

そうですねぇ・・「ありがとう」って言ってもらえた時は嬉しいですよね。
みんな、同じじゃないですか?

 

そーだよね。けど、Aさんの、職場(訪問入浴)は、重度の介護の方(弱い方)が多いですよね。
「ありがとう」と言える人も少ないだろうし、本人のかわりに家族が言ってくれるの?

それもありますけど・・・そうじゃないですよ(笑)

言葉が難しい方でも、入浴後とか表情が変わるんです。
「ありがとう」って言われているのが、伝わる気がするんです。何度もお宅に行っていれば、わかりますよ!

 

これ職場で職員募集のパンフレットを作るために、若手職員のインタビュー時のお話です。
この職員のAさんの言葉、感動だと思いませんか?
私たちの仕事の原動力みたいな部分を的確に表現して、きちんと伝えてくれました。

このAさん、普通の20歳代の介護福祉士さんです。

 

介護職の喜びの原点はここにある

介護職の喜びを感じる時・・

「ありがとうと言ってもらえた時」と答える方は多いと思います。
この世界で仕事をする人というのは、どこかの部分で、「誰か人のために」「困った人を助けたい」という気持ちを持っている人が大部分です。だからこそ・・

「ありがとう」の言葉は、わたしたちの絶対的な力になると思います。

ですが・・「ありがとう」が言えない人もおられます。

言葉を発することができない人、意思疎通が難しい人
何かの理由で、今の自分の感情が上手に表現できない人や、何かを誤解している人・・いろいろです。

このような方には、どうかかわるのか?

「ありがとう」が言いたくても言えない人の表情から、感謝や気持ちを読み取る
というのです。

誰にでもできることではありませんが、介護、福祉の仕事を好きな人って、こういう感じ方のできる人だと思います。

自己満足と言えば、そうかもしれませんが・・

ご利用者やご家族と、「上手につながれること」そのものの喜びもあります。

介護や福祉の現場には、いろんな喜びが転がっていると思っています。

 

「介護の魅力」の調査から

おもしろい調査があります。愛知県で介護職員100人(無作為)の調査です。

年齢、経歴も性別もバラバラの方を対象にしたアンケート調査です。若い人からベテランまでの意見で、介護の魅力がやさしく書かれています。

下が「介護の魅力ネットあいち」のホームページの画像です。
この調査対象者は「仕事に就いてよかった」と思っている人が大半です。だからこそ、介護の仕事の魅力が、正直に語られていると思います。

介護のお仕事に就いてよかったと思いますか?

良かった 38人
まあよかった 38人
あまりよくない 1人
わからない 1人
  • 自分達の働きかけ次第で高齢者の生活が充実していく、やりがいのある仕事だと思うから
  • 他の仕事にはない、その人の最期に立ち会えるという貴重な体験から介護にもっと興味がわいた
  • 介助することによって利用者様が笑顔になられたり、「ありがとう」と声をかけてくださることがうれしいから
  • 将来、親の世話をするたのに知識がつくため
  • 収入が安定していて長く続けられるから
  • 人と接することで人見知りを解消できたり、専門的知識を身に着けられたから。休日がしっかりあり、定時で帰れることが割と多いため
  • 利用者さん、ご家族の「ありがとう」と笑顔
  • 自分を必要としてくれていること
  • 他の職員と意見交換し、各利用者様へのベストな介助方法を考え、出来なかったことが出来た瞬間を見られること。
  • 休みの充実

この4点の内容わたしも本当に納得できます。やっぱり同じ感覚をもっている人がおられるのですね。うれしくなりますね。

まとめ

愛知県の調査でも、「ありがとう」と「笑顔」のことが書かれていますね。
調査の対象になった介護職さんが接しているご利用者とのいうのは、要介護度が重度で意思疎通が難しい人も多く含まれていると思います。

最初に書かせてもらった、職員のAさんみたいに、
直接的な「ありがとう」ではない部分で「ありがとう」を感じることのできる人たちです。

 

こういう人たちだからこそ、仕事に対する満足度も高いのかもしれませんね。
また、ホームページのリンク先を見ていただけるとわかるのですが、調査対象者の半数が介護福祉士さんです。基礎的な知識や技術を持った方たちです。
やはり、勉強をしている人の方が、仕事に喜びを感じることが多いのでしょうか?

資格の有無の良し悪しではなく、勉強をすると相手のことが色々な角度から見えてくるのは間違いないです。「学びのレベル」も満足度に影響を与えていると私は思います。

介護職の喜びって、単純なものと、少し見方を変えないと見えない部分があるのかもしれません。

 

今回のお話は、「そうそう」とすぐにご理解いただける方と、「何を言ってるの?」という人に分かれる内容かもしれませんね。もちろん、他にも色々な感じ方や喜びがあると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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